教育方針・目標
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1.園の基本方針
当園の教育は、学校教育法および幼稚園教育要領に則り、幼児を保育し、適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とし、そのため、下記に示す事項を重視して教育を行っていきます。
- 幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより、発達に必要な体験を得ていくものであることを考慮して、幼児の主体的な活動を促し、幼児期にふさわしい生活が展開されるようにする。
- 幼児の自発的な活動としてのあそびは、心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であることを考慮し、あそびを通しての指導を中心として教育内容に示す「五領域」のねらいが総合的に達成されるようにする。
- 幼児の発達は、心身の諸側面が相互に関連しあい、多様な経過をたどって成し遂げられていくものであること、また、幼児の生活経験がそれぞれ異なることなどを考慮して、幼児一人一人の特性に応じて、発達の課題に即した指導を行う。
2.教育目標
幼児期における教育は、家庭との連携を図りながら、生涯における人間形成の基礎を培うために大切なものであり、幼稚園は、幼稚園教育の基本に基づいて展開される園生活を通して、生きる力の基礎を育成するよう以下の目標の達成に努めます。
- 健康、安全で幸福な生活のための基本的な生活習慣・態度を育て、健全な心身の基礎を培うようにする。
- 人への愛情や信頼感を育て、自立と共同の態度および道徳性の芽生えを培うようにする。
- 自然などの身近な事象への興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うようにする。
- 日常生活の中で言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり、聞いたりする態度や言葉に対する感覚を養うようにする。
- 多様な体験を通して豊かな感情を育て、創造性を豊かにするようにする。
3.教育内容
教育目標達成のため、幼稚園生活の全体を通し、幼児がさまざまな体験を積み重ねる中で相互に関連を持たせながら、また、環境にかかわって展開する具体的な活動を通して、幼児の発達の側面から見た下記の5つの領域について、総合的に指導してまいります。
1.健康
健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。
2.人間関係
他の人々と親しみ、支えあって生活するために、自立心を育て、人とかかわる力を養う。
3.環境
周囲のさまざまな環境に好奇心や探究心を持ってかかわり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
4.言葉
経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
5.表現
感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。